どことなく気温以上の暑さを感じてしまうのは湿度のせいで、夏に成りきれていない気候に歯がゆささえ感じてしまう今日この頃、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
当ホームページを閲覧してくださった流れでこの「CHEF 'S BLOG」を覗いてしまった皆様、初めまして。当店「L’ami du vin F (ラミ・デュ・ヴァン・エフ)」のオーナーシェフ藤原でございます。これからブログを通してお店の事や料理、食材、ワインなどの話を綴れればと思っております。(料理等に関係ない話に及ぶ事も多々ございますのでご容赦ください)
当店は「令和」以前、平成ラストの平成31年4月11日、山形市七日町にオープン致しました。カジュアルながらもしっかりした料理とそれに合わせたワインを楽しんでもらおうとアラカルトを中心に据え、シェアするコースなどもご用意致しております。勿論、記念日やちょっと贅沢な気分を味わえるような銘々にお出しするおまかせのコースもございますのでそのシーンに合わせてご利用ください。
当店をご説明する中で「ここは避けて通れない」と思われる説明ポイントはやはり「店名」ではないかと思われるのですが、説明以前に「覚えにくい」との声もありますので恐縮した気持ちを文字に乗せてお伝えしたいと思います。
店名であります「L'ami du vin F」とはフランス語でありまして「ami(アミ)」は「友達」を意味し「vin(ヴァン)」は「ワイン」を意味します。その間にある「du」は不定冠詞で「〜の」になりますから「ワインの友達」となるわけです。
それにプラスして頭に定冠詞「Le」が付きますが「ami」の最初が母音ですので「L'ami(ラミ)」となり「L'ami du vin(ラミ・デュ・ヴァン)」と発音する事になります。そこに「藤原」の「エフ」を最後に付け加えまして「ワインの友達、藤原」としました。
「藤原はワインの友達」という大それた意味ではなく「ワインに寄り添う料理を作れたら」という想いを込めたものですのでよろしくご理解ください。
実はこの店名「長らく温めていた想いをフランス語にして」などのカッコいいものではなく、きっかけは店立ち上げの関係上、山形市が主催する経営セミナーを受講した際、受講最後に山形市長に提出する書類に屋号を記載しなければならなかったのですが、その時まで店名など考えてもおらず記載するよう言われて初めて「えっ⁈」と戸惑いと急かされる状況で頭の中に浮かんだのがこの「ラミ・デュ・ヴァン」という言葉でした。
そこにとりあえず自分の名前のイニシャルを付け足しまして「ラミ・デュ・ヴァン・エフ」と記載して提出したのです。いい加減ですか?いや、あの切迫した状況(大げさ)では深く考える時間などありませんでしたし提出してからも実感がありませんでした。(おいおい)
それでも私的に気に入っております。気に入っておりますが「お店の名前は?」と聞かれた際(たぶん一回で覚えれないだろう・・・)と躊躇する気持ちが先に立ち、「メンドくさい店名なんですが」と自責の念に駆られるような前置きを付けてしまいます。
しかしその前置きを付け「ラミ・デュ・ヴァン・エフ です。」と答えても「えっ?なんですか?」や「もう一度お願いします。」または「覚えられねーよ。」などの間接的、直接的打撃風疑問符を投げかけられる事となるのです。(大げさ)
かく言う私も業者さんへの注文時に「いつもお世話様です、七日町のラミ・$#&@エフですが・・・」などと思いっきり噛み噛みになってしまっている時がありますので気を付けたいと心から思っております。(大げさ)
気がついたら既にこのブログの文字数1500字を超えてしまいました。軽くご挨拶がてら、と思っていたのですが・・・
多分、これからもこのくらいの長さの、良く言えば「読み応えのある」悪く言えば「読み切れない」シェフのブログになると思いますがよろしくお願い致します。
因みに、以前の店「フランス料理 マチルダベイ」の時もブログを10年以上しておりまして、そちらも長文ブログでしたのでもしご興味のある方はお読みになってください。
https://blog.goo.ne.jp/matildabay
そっちのブログで書き尽くしてしまった感があるのですが、心機一転、以前とはちょっとだけ違う、そんなブログにできたら、と思っております。
不定期ながらブログ更新していくつもりですのでよろしくお願いします。